日テレ社長 何言われても「萎縮ない」

 日本テレビの大久保好男社長が27日、都内の同局内で定例社長会見を開いた。自民党の情報通信戦略調査会が17日にテレビ朝日とNHKの幹部を呼び事情を聴取したことについて答えた。

 聴取を圧力と考えるかと問われた大久保社長は「どういうやりとりがあったか分かりませんので、どのように答えたらよいか分かりません」とした上で、「日本テレビでこのようなことがあったとしても…。どのようなことを言われようと、圧力と受け止めて萎縮するようなことはない」と明言した。

 「政権与党が個別の番組の内容について幹部を呼んでヒアリングをしたいと言うのは極めて異例なことと思います。新聞各紙の社説でも指摘がありましたが、テレビへの圧力と言われかねないという指摘は当然、自然な指摘だと思います」とも述べた。

 今回の聴取そのものへの具体的な意見については踏み込んでは発言せず。「テレビ朝日さん、NHKさんと自民党の間でどのようなやり取りがあったか、当事者ではないので詳細を知りません。具体的な内容についての回答は差し控えさせていただきます」と踏み込んだ回答は控えた。

 テレビ朝日は「報道ステーション」でコメンテーターを務めていた元経産官僚の古賀茂明氏が「官邸のみなさんからものすごいバッシングを受けてきました」などと発言したことが、NHKは「クローズアップ現代」で“やらせ”があったと指摘されていることが問題視された。

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