じゅんいち、ミラノで本田に間違われる

 サッカー・日本代表の本田圭佑(28)のものまねネタでおなじみの、お笑い芸人・じゅんいちダビッドソン(40)が23日、訪問先のイタリア・ミラノから関西空港に“緊急帰国”した。

 トレードマークの白いスーツにサングラス、キャリーケースを転がしながら到着口に現れると、待ち構えた報道陣の「一言お願いします」の問いかけを「嫌です!」とスルーする“お約束”。ミラノにはサッカーで?との質問には「イメージの中はサッカーなんですね。ただ現実になると、それってロケって言うと思いますね」と“本田節”で、「R-1ぐらんぷり2015」優勝特典の冠特番収録で訪問していたことを明かした。

 「人間としてののびしろと、強い気持ちを仕入れて来ました」。現地でACミラン所属の本田との対面や、ものまね公認は取れたのかと聞かれると「ベストは尽くしました。今は協会とハリルホジッチに特番放送前はしゃべるなと言われてます」と全ては特番を見るよう求めたが、「イメージと現実のギャップは常にある。僕にとってはミラノに行っただけでベストなんですけどね…」とどこか弱気な発言も。

 「これが僕のユニホームなんで」とミラノでも白スーツにサングラスで街中を歩いたところ、イタリア人に本物と間違えられまくったそうだが「『偽物です』というイタリア語を知らないし、本田と書くと詐欺になるので、ユニホームとか20枚ぐらい、じゅんいちのサインをしてしまいました」と告白。インテルショップの前に立っていると「ものすごい怖い目で見られた」という。

 一方、空港に報道陣を集めての本田ネタは初めてだったが、事前に関西空港に申請したところ、ちょうど先日のポール・マッカートニー来日警備でピリピリモードだった関空側に「絶対に本物と間違われて騒ぎにならないように」と釘を刺され、この日はスタッフが周囲で「本物の本田選手ではありません」と書かれたボードを掲げて会見。空港ロビーで年配女性に「偽物!」と冷やかされた一方、数人の若い女性らが大喜びで会見を見守っていた。

 会見後に「『嫌です!』は気持ちよかったです。個の力ではできません。こんな壮大なコントに、多くの大人にお付き合いいただき、これが協調性です。グラッチェ!」と頭を下げていた。

 現地での模様は、5月17日にフジ系「じゅんいちダビッドソンのミラノで伸びシロ見つけました」(深夜0・45)で放送される。

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