野村宏伸 父の借金返済に苦しんだ
俳優の野村宏伸(49)が29日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に対して、父がギャンブルで作った借金約1000万円の返済に苦しんだことを明かした。
高校2年のとき、化学薬品の工場を経営する父親に「会社が倒産する。家も抵当で取られるので、出て行かなければいけない」と告げられた。
両親は野村と妹を残し、夜逃げ同然に姿を消した。借金取りは野村を学校の前で待ち受け、父の居場所を問いただしたという。
やがて父親は自己破産し、両親は離婚。そして父は、フジテレビ系「教師びんびん物語」でブレイクし、俳優として活躍していた野村に借金を申し入れてきた。
野村が車を買ったという名目で借金したいので、印鑑証明と印鑑を貸してくれと頼まれた。生活に困っていると思った野村は、消費者金融から1000万円近い金を借りて、返済し続けた。
以来20年間、野村は父親に会っていない。父とは離婚している母に、最近になってその事実を打ち明けて初めて、野村は父の借金の原因がギャンブルであることを知ったという。