明菜、紅白の生コメント全文

 第65回NHK紅白歌合戦」(31日、東京・NHKホール)

 中森明菜(49)が、米ニューヨークのレコーディングスタジオから生中継で登場した。企画枠での出演だが、紅白に登場するのは02年以来12年ぶり。生番組で歌うのは実に10年振りとなった。公の場に登場するのは4年5カ月ぶり。

 歌唱前には紅組司会の吉高由里子の呼び掛けに「ごぶさたしています…」とところどころ聞き取れないほどの小さな震える声であいさつ。元来のあがり症だけに、唇を震わせ、緊張の色がありありと見てとれた。歌唱前には少し笑顔も見せた。

 明菜はパンツを含め、全身黒っぽい服装。譜面を前に、ヘッドホンをつけ、1月21日発売予定の新シングル「Rojo-Tierra-」(ロホ ティエラ)を歌った。歌唱中には、カメラに向かい、明菜の代名詞ともいえる斜めの視線を送る場面もあり、歌唱後には「ありがとうございます」と唇を動かし、恥ずかしそうな明菜スマイルを見せた。

 【以下、明菜のコメント全文】

 (※呼び掛けに応じ)こちらこそ、ありがとうございます。

ごぶさたしています…。中森明菜です(消え入りそうな声で)。

 日本も今、低気圧の影響ですごくお天気が荒れて大変のようなんですが、こちらも結構寒くて。皆さんに少しでも温かさを届けばいいな、と思います。

歌わせていただきます。

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