夢咲ねね 柚希との同時退団はあうんで

 2015年5月10日の東京宝塚劇場公演「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団することを発表した星組トップ娘役の夢咲ねね(ゆめさき・‐)が28日、兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団事務所で会見した。

 「この立場になってから、退団は常に意識してきました」という夢咲。8月に星組トップスター柚希礼音(ゆずき・れおん)が退団を発表しており、同時退団となる。「ずっと一緒に退団をと思っていましたから。はっきりと伺わなくても、柚希さんの退団の決意は感じていたので…」と声を詰まらせながらも、6年にわたってコンビを組んできたのにふさわしく、最後まであうんの呼吸を見せた。

 妹の雪組娘役トップの愛加あゆ(まなか・‐)は一足先に31日に退団する。タカラヅカ100年の歴史中でも同時期に姉妹で娘役トップになったのも史上初。「いつもは私がお姉さんですが、今回は妹が退団の先輩。昨日も電話で、退団の心得を教えてもらいました」と笑顔を見せた。

 柚希に対しては「星組の父。私も最後まで母でありたい」と最後まで“ゴールデンコンビ”と呼ばれた二人にふさわしい舞台を誓った。また「(相手役の壮一帆が大好きな)愛加には負けません!」と妹への宣戦布告も飛び出していた。

 卒業後については「まだ考えられない。妹とも卒業後の話をしようとしても、結局“タカラヅカ愛”について語り合ってしまって答えは出ない」と白紙を強調。ファンに対しても「くじけそうなとき支えていただいた。卒業する最後の日まで愛を届けたい」と完全燃焼を誓っていた。

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