お笑いタレントのガリガリガリクソン（２８）が１３日、大阪市内で、自腹で制作した着ぐるみ「ガリニエル坊や」を初披露。業界初の“ゆるキャラプロレス”を立ち上げる構想を明かした。

　ふなっしー、くまモンなど「ゆるキャラ」ブームが続く中「ちょっと遅目だけど、参入しない手はないかなと思って」と制作に着手したという。期間は２カ月。「給料の約２カ月分」の予算を自腹で投入。体重１００キロを超える巨体だけに、「体が大きいので、他の師匠方の着ぐるみより倍以上の費用がかかった」とボヤいた。

　ただその分、迫力は十分。その巨体を生かして目指す先は、「プロレスのリング」とガリクソン。「まだまだ世に出ていないゆるキャラもいっぱいいる。そういうゆるキャラたちにチャンスを与えたいと思って、プロレス団体を立ち上げたいと考えてます。できれば年内には開催したい。かわいさでは勝てないゆるキャラが全国にはいっぱいいるので、日の目を見ないゆるキャラにチャンスを与えたい」と力強くぶち上げた。

　自身の着ぐるみの出来栄えに関しては「思っていた以上に威圧感があって、こんなに『あかん』オーラが出ていいんかと」と満足げ。「とりあえず（費用を）回収をしないといけないので、まずは何とか営業をしたい。夏祭り、子ども会、何でも行きます」と宣言した。