タレントのＪＯＹが２０日、サッカーＷ杯でギリシャ戦に０‐０で引き分け、決勝トーナメント進出が厳しくなった日本代表の戦いについて、采配に疑問を投げかけた。また、試合後、渋谷のスクランブル交差点で一部サポーターらが大騒ぎする現象についても「意味が不明（笑）」と苦言を呈した。

　ＪＯＹは少年時代、サッカーをやっており、中学の時、群馬県選抜に選ばれた経歴を持つ。

　２０日のブログでは日本ＶＳギリシャ戦に触れ、「絶対に勝っておきたいゲームだったので、とても残念です。」と悔しさいっぱい。審判の判定が「わりと日本に有利」に思われたと振り返り、「だからこそ勝って欲しかったですよね！悔しい！！」と書き込んだ。

　また、「たらればですが」と断った上で、「最後、パワープレーするなら豊田選手などをメンバーに選ぶべきだったのでは？」と終盤でＤＦ吉田麻也を前線に押し上げた采配に関連し、サガン鳥栖の長身ＦＷ豊田陽平（１８５センチ）の代表落ちに疑問を投げかけた。

　さらに「出番がなかった斉藤学選手も、ギリシャ相手には効果的なドリブルが出来たんじゃないか？」と引きぎみだったギリシャのディフェンスを突破する“次のカード”をきるべきだったのでは、と“ＪＯＹ流采配”。

　最後には「とはいえオレのような素人の意見がザッケローニ監督のプランを超えるとは思えないですし、あれが正解だったのかもしれませんが！」とも付け加えた。

　日本戦後には渋谷のスクランブル交差点で一部サポーターらが大騒ぎすることが問題となっているが、ＪＯＹは「『ヒェアー！♪』なんて言いながら喜んでハイタッチをしてる人も大量発生していたようですが、何が嬉しいのか意味が不明です（笑）」とチクリ。

　「まぁ楽しみ方や感情は人それぞれですから、誰にも迷惑をかけなければテンションや行動は自由ですけどね、ハィ」とＪＯＹ流の言い方で、苦言を呈した。