俳優・風間トオル（５１）が２０日、大阪市内で行われた、フジテレビ系で放送中のドラマ「聖母・聖美物語」（月～金曜、後１・３０）の取材会に出席。女の幸せ、命の尊厳をテーマに、玉の輿結婚、不妊治療、代理母出産などを扱う同作の今後のみどころを語った。

　風間は東風万智子演じるヒロインの柳沢聖美に好意を抱く中、いつしか柳沢家と対立していく弁護士の星川真輔役で出演。昼ドラは０９年放送の「非婚同盟」以来２度目。「いろんな家であるような話が全部網羅されている。センセーショナルな内容で、お昼にいいのかなというのもあります」と５年ぶりの昼ドラを体感している。

　６月放送分からは物語の設定が１０年後に移る。他の共演者のメークがほとんど変わらない中、風間だけが総白髪に“変身”。「プロデューサーは『リチャード・ギアをイメージ』とか言っていましたけど、全然別物でした」と苦笑い。「（カツラを）かぶっている感が満載で、逆にギャグにならないかな」と笑いながら本音を明かした。

　まだ最終稿が完成しておらず、出演者は結末を知らないまま撮影を進めている。風間も「どこに行くんでしょう？いろんな問題を抱えているので、最後どうやって終わるのか、俺たちも分からない」と楽しみな様子。「やっぱり最後は聖美と結婚した方がいい。酸いも甘いも知った上で」と“風間予想”を披露していた。