すっちー 新喜劇の新座長に「重い」
6月に吉本新喜劇の新座長に就任することが決まった、すっちー(42)が17日、大阪・なんばグランド花月で会見した。
「どうもー!すち子でございますー!」と“なにわのオバハンキャラ”すち子に扮して登場。「吉本新喜劇に入って6年8カ月、座長になりたい、なりたいとずっと言ってたんですけど、いざ『やれ!』と言われると、その重みをずっしり感じております」とやや緊張した様子で語った。
内場勝則、辻本茂雄、小籔千豊、川畑泰史の座長陣に、新たに5人目の座長として加わるすっちーは「座長になって守りに入り、『すっちーが座長のときは普通やな』と思われたくないので、ガンガンとパワフルな新喜劇にしていきたい」と決意表明した。
座長就任を機に、当面は、すち子のキャラクターで通すことも宣言。以前に、京都・よしもと衹園花月で小学生の男児がすち子を“出待ち”していた際に、素顔で出ていくとキョトンとされたことを明かし「(すち子は)お子さんに愛されてるんだなと感じた。だから、飽きられるまではやってみようかな、と」などと説明した。
新喜劇の先輩・池乃めだかに電話で報告したところ「よかったやんか」と祝福されたという。かつて池乃と間寛平がライブで、何の打ち合わせもなく舞台にあがり20分も「サルとネコ」の絡みで大暴れして大爆笑を誘ったことに衝撃を受けたというすっちーは「その時に、僕はここを行かなアカンのかなと思った」と振り返った。
この日朝には、漫才コンビ・ビッキーズ時代の相方からお祝いのメールが届いたことを明かし、「今まで連絡を取るのをためらっていたんですけど、これで『一緒にご飯でも行こうか』という感じになれるのかな」と喜んだ。
この日は、新座長主任を記念し「飴まきイベント」を同劇場で開催。自身の身長158センチにちなんで、1580人の方に「飴ちゃん入りポチ袋」をプレゼントした。
6月11日~16日に同劇場で、新座長就任公演を上演する。
