美輪明宏 テレビ、CM断り続けた理由

 大みそかに、昨年に続いて二度目のNHK紅白歌合戦出場を果たす歌手の美輪明宏が30日、公式ブログを更新、今年は「正負の法則」に従って仕事をコントロールし続けていたことを明らかにした。

 「正負の法則」とは、美輪が著書「ああ正負の法則」で説いているもので、人は何かを得たとき必ず何かを失うという教訓。

 美輪は「今年1年を振り返って」と題したブログで、この1年を「全部トータルして振り返ってみると本当に不思議な年でした」と総括した。

 具体的には美輪の半生を描く野田秀樹の舞台「MIWA」が上演され、美輪の生涯に迫るドキュメンタリー映画がフランス人監督によって制作、公開された。テレビではNHKが8月21日、ゴールデンタイムに「真夏の夜の美輪明宏スペシャル」を75分枠で放送した。

 美輪は「映画、芝居、テレビと大きなものが3つ同時に重なって本当に不思議な年でした」と振り返り、「ですから、今年は正負の法則で、後で負が来ないよう、テレビやCMなど派手なお仕事はお断りしていたんですよ」と、そんな1年を自らの人生訓に従って乗り切ったことを明らかにした。

 脚光を浴びた今年はいわば売れっ子のような存在だった美輪に対して、オファーは数多かったと思われる。稼げる時は…というのが業界の常識だが、美輪にはそんな意識はない。だから「事務所は大変だったみたいです…ご苦労様です」と担当者の苦労をねぎらった。

 「正」が多かった1年の象徴のように31日、美輪は紅白の舞台に立つ。

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