お笑い芸人のキンタロー。が３日、母校の愛知県岡崎市立竜海中学校の文化祭に“凱旋”した。

　「過去の自分を清算した気持ちだった」と３日のブログでその喜びを伝えた。

　キンタロー。にとって、中学時代は暗かった。

　「暗黒な時代でした。勉強できないわ、ブスだわ、友達との関係も悪化するわでどうしようもない劣等感のかたまりでした」

　だからオファーが来た際「はじめはなんだか怖かったんです。何か思い出すかもとか　妙に恐れていました」と打ち明ける。

　しかし、舞台に立って後輩たちに笑顔を向けられ、歓声を受けた瞬間、すべてのトラウマは吹き飛んだようだ。

　「ちょっと前まで恐れていた自分が恥ずかしくなりました。こんなにも自分が来たことを喜んでくれる人がいるなんて！！心から嬉しかった」

　そして、壇上から後輩に伝えた。中学校でやっておけばと反省していることを。キンタロー。にとって、具体的には「宿題」。たとえば漢字の宿題をズルし続けたため、大人の今になって困っていることなどを、生徒目線で伝えた。

　竜海中学校のホームページはこのキンタロー。の思いに応えるように同日、「笑顔と愛にあふれた文化祭」というタイトルで以下の文章をアップした。

　「今年はスペシャルゲストとして、竜中出身のキンタロー。さんが来てくれました。キレのあるダンスと面白いネタで、会場のテンションがどんどん上がっていきましたね！キンタロー。さん、本当にありがとうございました！」