女優・宮沢りえ(40)が22日、都内で行われた、主演舞台「野田地図　第18回公演　ＭＩＷＡ」の製作発表会見に出席した。

　劇作家の野田秀樹氏(57)が演出を手がける舞台は歌手で俳優の美輪明宏(78)の半生を描く。美輪を題材にした主人公・ＭＩＷＡを演じる宮沢はオファーを受けたときは「あの美輪さんですか？」と驚いたという。美輪といえば黄色い髪に奇抜な衣装が特徴的だが、宮沢は「どんなヘアで衣装になるかわからない。美輪さんという“怪物”を演じるにあたってプランはゼロ。けいこでグイグイ見つけていきたい。楽しみです」と意気込んだ。

　会見場には美輪からメッセージも届いた。波瀾（はらん）万丈の人生を送った自身を題材にした作品とあって、キャストに対して「ご愁傷さまでございます。一番かわいそうなのはりえちゃん」と美輪らしい表現で宮沢を激励した。