佐久間正英氏 脳腫瘍の手術成功

 末期の胃がんを公表し、闘病中の音楽プロデューサー、佐久間正英氏が14日、脳腫瘍の手術を受けた。息子の音哉さんが、佐久間氏のツイッターで代理報告した。音哉氏によると、佐久間氏は14日午前9時45分に手術室に入った。手術前の予定では手術時間は7時間と記されている。

 手術後、佐久間氏は集中治療室に入っており、「父の手術ですが特に問題なく無事成功しました。皆様ご声援ありがとうございました。しばらくは集中治療室に入ったままですが無事ですので取り急ぎご報告まで」とツイッターで手術成功を報告した。

 佐久間氏は9日に末期の胃がんであること、肝臓と脾臓にも転移していることをブログで公表。がんについては、医師から手の施しようがないことを宣告されており、抗がん剤や放射線治療は受けないものの、7月に判明した脳腫瘍については、「もう一度ギターを弾きたい」との気持ちから、手術を決意したことなどを明かしていた。

 がん公表後、佐久間氏のブログやフェイスブック、ツイッターには音楽仲間から激励のメッセージが続々届いた。北関東の自宅には、GLAYのメンバー(※仕事で行けなかったTERUを除く)や、くるりの岸田繁、佐藤征史らが見舞いに訪れている。

 佐久間氏はこの日、手術室に向かう直前まで、「輸血の影響らしき熱が朝になってやっと下がった。良かった。9:30頃になったら手術室へ移動。もはやまな板の上の…。(笑)」と落ち着いた様子でユーモアをまじえ、ツイートしていた。

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