堤真一 甲子園始球式は伊勢神宮の空気

始球式を終え、阪神ベンチへ向かってガッツポーズをする堤真一
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 俳優・堤真一(48)が1日、甲子園球場で行われた阪神‐広島戦の始球式を務めた。甲子園のお膝元の西宮市で生まれ育ち、実姉がかつて同球場のウグイス嬢だった筋金入りの阪神ファン、堤の登場にスタンドは大歓声。内角への直球で、広島・菊池から空振りをとり喝采を浴びた。

 主演映画「俺はまだ本気出してないだけ」(6月15日公開)のPRを兼ねての始球式。タテジマの特製ユニフォームに身を包んだ堤は、あこがれの聖地での儀式を終え、「ド緊張しましたね。遠かったんですね、こんなにマウンドからホームベースまで。(ノーバウンドで)届いてよかった」とホッとした表情。「甲子園は聖地。伊勢神宮に行った時と同じ空気でしたが、出来は100点です」と感激の様子だった。

 現在リーグ2位の阪神の戦いぶりには「阪神は本気出してますが、巨人(ジャイアンツ)が強すぎる。他のチームも巨人を倒すためにがんばれ」とエール。続けて「今はマートンがとにかくすごい。あとは能見さんにバリバリと最多勝、鳥谷選手に首位打者を…」と本気トークは止まらず。

 試合中には中継席に登場。OBの金本知憲氏、下柳剛氏、矢野燿大氏と並び、阪神劣勢の試合展開に「映画のこと、どうでもいいです。阪神が勝つことが…」と仕事を忘れて?声援。阪神敗戦後は悔しそうに、甲子園近くの実家へと帰っていった。

 甲子園の近くで育ち、筋金入りの虎党。昨年も姪を連れて甲子園で観戦したという。かつて野球少年時代に甲子園で試合をしたことがあるとも明かし、「当時はアホで少年野球をやってれば阪神に入れると思ってました」と笑顔。「始球式といえば、ミニスカのアイドルが来てキャーとなるところを、こんなオッサンですみません」とおどけていた。

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