演歌歌手・吉幾三 心臓の緊急手術

 演歌歌手・吉幾三(60)が25日に心臓の手術を受けることが24日、分かった。所属レコード会社によると、正式な病名は明らかにされていないが、20日に検査で心臓に疾患が見つかり、23日に都内の病院に入院したという。

 昨年デビュー40周年を迎えた吉。昨年12月26日には、新たに発足した米サンフランシスコに後援会「サンフランシスコ幾三会」発足会に当地で出席し、「これからも日本は勿論のこと、世界へ“日本の音楽”を発信して行き、歌で世界中に〈人の輪〉を築き上げて行きたいと考えております」と歌への情熱や世界中の人の架け橋となる意欲を語っていた。

 吉は30代から大病を患い、そのたびに克服してきた。30歳のころには、腸のポリープが破れて出血し、入院。1990年、37歳の時には、結腸憩室炎(けっちょうけいしつえん)と慢性肝炎のため、入院。この時は今回と同じで、「妙に疲れやすくなった」というのが自覚症状だった。2カ月後の12月30日に「排便に行ったら、出たのは全部血だった」と下血。翌日の大みそかのNHK紅白歌合戦に点滴を受けながら出演し、終了後に入院した壮絶エピソードもある。

 また41歳だった94年には、肺炎で入院。入院時には肺に水がたまっており、レントゲン撮影で肺に影があったため「がんの疑いもある」と宣告され、死をも覚悟したことを退院会見で明かしていた。

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