愛之助 宙乗り豆まき 松竹座史上初

 歌舞伎俳優の片岡愛之助が3日、大阪松竹座の舞台「二月花形歌舞伎」(26日千秋楽)の夜の部公演で、宙乗りによる“スペクタクル豆まき”を行った。大正12年の同劇場始まって以来初の試みとなった。

 「二月‐」は、愛之助主演による、昼の部「新八犬伝」、夜の部「GOEMON 石川五右衛門」を上演中。両公演とも宙のりが見せ場のひとつとなっており、この日の“スペクタクル豆まき”発案に至った。

 五右衛門に扮し宙乗りしている愛之助が懐から突然、豆を出して客席に撒くと、大歓声が上がっていた。

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