パティ・スミス 日本ツアーで震災支援
“パンクの女王”の異名をとる米国の大物ミュージシャン、パティ・スミス(66)が21日、東京都内で会見し、単独では03年以来10年ぶりとなる日本ツアー(22日スタート、7カ所8公演)で東日本大震災の復興支援活動を行うことを明かした。
一昨年の震災を受けて、今回の日本ツアーではメンバー全員の意見が「仙台に行きたい」と一致。ツアーの初日となる22日に被災地・仙台で公演を行うことになった。スミスは被災地での公演以外にも復興支援活動に積極的で「われわれなりにできることをやっていきたい」と会場での募金活動を実施した。
また、今回のツアーで初めて広島でのライブを開催する。広島には特別の思いがあるといい「父が米軍の兵士でしたが、広島、長崎の原爆は非人間行動だと胸を痛めていました」と話していた。
