大島渚監督死去 浅野忠信ら悼む

 「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」などで知られ、海外でも高く評価された映画監督の大島渚(おおしま・なぎさ)さんが15日午後3時25分、肺炎のため神奈川県藤沢市の病院で死去した。80歳。京都市出身。葬儀・告別式の日取りは未定。喪主は妻の女優・小山明子(こやま・あきこ)さん。

 大島さんは1996年に脳梗塞(こうそく)で倒れ、リハビリを経て復活。99年に13年ぶりの新作となる「御法度」のメガホンをとった。

 同作に出演した浅野忠信は「大島渚監督と出会えて本当によかったです。監督との仕事は、映画をつくるというより、何か生活の中に強い自由を見いだす時間のように感じました。ありがとうございました」と新たな光を与えてくれた“恩師”への感謝の言葉とともに、その死を悼んだ。

 武田真治も、「『御法度』で、本当の意味での役者としてボクを世に送り出してくれた大島監督。まだまだ監督から学びたかった。撮影中、教えていただいたことは生涯忘れることなくこれからも精進致します」と天国にメッセージを送った。

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