今年奇跡の再ブレークを果たしたシンガー・ソングライターの嘉門達夫（５３）が１２日、振付師でタレントのラッキィ池田（５３）とともに東京・渋谷の複合型書店「ヴィレッジヴァンガード」で、正月向け商品「不幸袋２０１３」のＰＲイベントを行った。

　『不幸をゲットしてその先は幸せになる』をコンセプトに、「ふこにゃん」のマスコットなどを詰め合わせた“逆・福袋”。即興ユニット「２０１３年カモン！！Ｌｕｃｋｙ」として、得意の替え歌とダンスでパフォーマンスを繰り広げた。

　嘉門は「よく２人をキャスティングして頂きました。全国を営業で回れるかもしれません」と商魂を見せていた。

　２０００年代に入り、全国ネットのテレビからはほとんど姿を消し、“あの人は今”状態になっていた嘉門。しかし、今年、テレビ東京系の子供向け人気番組「ピラメキーノ」で１９８６年に発売された「アホが見るブタのケツ・２」が放送されたことがきっかけで話題となり、フジテレビ人気バラエティ番組「ピカルの定理」では、ハライチの澤部佑とのユニットで「パチモンマーチ」を披露するなど、“奇跡の再ブレーク”を果たした。

　子供向けのテレビ番組を中心に再ブレークした一年を振り返り「教育上悪いものをやり、子供たちの将来に影響が出るかも、と考えましたが、でも歌わなければいけない…そんな不幸がありました」と“不幸ネタ”を披露していた。