桂文枝 外国特派員協会で爆笑起こす

身ぶり手ぶりを交えてスピーチをする桂文枝=東京都・日本外国人特派員協会(撮影・園田高夫)
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 落語家の桂文枝(69)が29日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

 海外メディアが集う同協会で、落語家が会見するのは初めてで、英語の通訳をともなって上方落語の歴史を紹介。「しゃべくり命の落語家にとって、言葉の壁は堅牢(けんろう)でございます」とこぼしながらも、「英語は東京、フランス語は大阪の言葉に似てる気がします。否定するとき、英語ではノー、フランス語ではノン。『違うのん?何でやのん?』という大阪弁に非常に似ている。コレ、通訳できるのやろか!?」と国際色豊かな話術で、外国人記者の爆笑を誘った。

 また、六代桂文枝襲名記念パリ公演を、12月7、8日にパリ日本文化会館で開催することも報告した。300人収容の会場で2公演をこなすが、すでにチケットは完売。現地ファンのために字幕で対応するというが、「フランスの皆さんを泣かして来ようと、情愛のある落語を選びましたが、9割方が日本人のお客さんらしく、どないしたらいいかと…」という“オチ”で、40分間に及ぶスピーチを締めくくっていた。

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