和田アキ子、森光子さんから相談4時間
歌手の和田アキ子が17日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーンアッコのいいかげんに1000回」に生出演し、10日に心不全のためなくなった女優・森光子さん(享年92)との秘話を明かした。
2009年、主演舞台「放浪記」の公演2000回を迎える直前に、和田の自宅を訪ねてきた森さんから、これからも公演を続けていくかどうか、相談をもちかけられ、4時間にわたって話し合ったという。
和田はそのときの様子を振り返り「今まで通りの舞台をお客さんにお見せしたいという思いと、体がいうことを聞かないというはざまで悩んでいたんだと思う」と、妥協を許さない森さんの女優魂をしのんだ。
森さんから「友達になろう」といわれてから「もりっち」と呼び、何度も自宅に呼んで食事を一緒にするなど、深い親交を持ってきた和田。09年4月に森さんが同番組に出演した様子がオンエアされると「泣けちゃうね」とショックの大きさをうかがわせた。
さらに「各方面からコメントを求められるけど、何をどうしゃべっていいか分からない」と戸惑いつつも、思い出話に花を咲かせ「自分なりに供養ができた」とコメントした。