橋下市長、検証結果の無料公開を要求

 橋下徹大阪市長(43)が23日、自身の出自に関する記事を掲載した週刊朝日に対し、今回同誌が謝罪するに至った記事掲載問題に関する検証を“無料公開”するよう要求した。

 同日午前に自身のツイッターに連続で書き込みを行い「朝日新聞グループと週刊朝日よ、内部調査ではなく、第三者検証委員会でしっかりと検証して、全て公表するべき。検証結果をまたコンテンツにするなどせこいことを考えず、全てネットで無料公表すべき」「民間企業で検証結果を公表しないとなればメディアは絶対に許しませんよ。僕は、取材拒否問題はノーサイドにした。しかし今後の検証についてはしっかりと見ていきたいと宣言した」と書き込んだ。

 週刊朝日サイドが約束している検証に関して“非公開”や“商品化”を認めないことを通達した格好だ。

 16日発売の週刊朝日に掲載された、連載「ハシシタ 奴の本性」。同誌はその後、橋下市長に謝罪するとともに連載打ち切りを決定。23日発売の同誌に、河畠大四編集長名の見開き2ページにわたる謝罪文を掲載し「今回の企画立案や記事作成の経緯などについて、徹底的に検証を進めます」とした。

 だが橋下市長は22日に、週刊朝日が大阪市役所に謝罪文を掲載した誌面を送りつけてきたことを明かし「役所に週刊誌をポンと送りつけてきて、それで終わり。謝り方のひとつも知らないのか」と批判。朝日新聞グループの見識を追及する“第2ラウンド突入”を宣言していた。

 週刊朝日サイドに、11月1日の定例会見への出席も求め“直接対決”を要望しており、今回の事後処理を徹底的に公開の場に持ち込む考えのようだ。

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