カンボジア国籍を取得して男子マラソンでロンドン五輪出場を目指すもかなわなかったタレント・猫ひろし（３５）が２１日、千葉県内で開催された「ちばアクアラインマラソン」に出場。２時間３５分５２秒のタイムで、男子の部の７位となった。

　コースの一部がアクアラインで、“海上”を走る異例の大会で快走し、「一瞬、海に落ちて芸人としてリアクションを取ろうかとも思ったけど、アクシデントはなかったです。ウミネコになった気分」とおどけ節。千葉・市原市出身の猫にとっては、カンボジア人として“地元凱旋”を果たし、「走ってる間に考えました」という新ギャグ『木更津キャッツ！！』『チバー、ギブアップ！！』をご機嫌に披露した。

　フルマラソンは今年２月の「別府大分毎日マラソン」以来８カ月ぶり。同大会で記録した２時間３０分２６秒の自己ベスト更新はならず、「甘くニャいですね。キレイに走れたので、ベストが出るかなと思ってたけど」とランナーとしての悔しさもにじませていた。

　なお、招待選手の公務員ランナー・川内優輝（２５）＝埼玉県庁＝が、２時間１７分４８秒の記録で優勝した。