橋下市長 朝日放送の取材拒否は撤回

週刊朝日の報道に対し、84分間“噴火”した橋下徹大阪市長=18日午後、大阪市役所
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 自身の出自に関する連載を始めた「週刊朝日」の報道に対し、17日に今後、朝日新聞と同社系列の朝日放送に対する“取材拒否”姿勢を打ち出した「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長が18日、記者会見で、朝日新聞の個別の取材や質問の取材は拒否することを改めて明言した。朝日新聞の系列局である朝日放送については、前言を撤回し、今回の騒動には「無関係」とした。

 橋下市長は、「天下の大新聞の100%子会社がこういう報道をしている。100%株主として、今後どういうような姿勢でいくのか、そういう考え方を示してもらわない限り、会見とかに来ていただくのはいいですが、質問は受け付けない」と語った。

 また、「ぼくは公人でありますから、一定の範囲で両親、先祖、実父について報道されるのは仕方がない。法的に言えば、死者の名誉毀損というのは虚偽事実でなければ、名誉毀損にならない、ということはぼくも法律家だから分かります」とした上で、「ぼくの人格を否定するために、『これが橋下の血脈だ、DNAだ』と言論の自由を越えて暴き、全て公にしていいんだという考え方は、ぼくは許せない」と怒りをあらわにした。

 16日発売の「週刊朝日」は、ノンフィクション作家・佐野眞一氏と取材班による緊急連載で「ハシシタ 救世主か愚衆の王か 橋下徹のDNAをさかのぼり本性をあぶり出す」と題し、橋下市長の出自に関する記事を掲載した。

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