小林幸子 涙で新曲発表「やっと、やっと…」

さだまさしからメッセージが届き涙ぐむ小林幸子=東京・港区のスタジアムプレイス青山(撮影・会津智海)
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 個人事務所の前社長との解任をめぐるトラブルや、17年間所属したレコード会社との契約解除などゴタゴタ続きの歌手・小林幸子(58)が27日、都内で新レーベル発足と新曲の発表会見を行った。

 黒のパンツスーツで登場した小林は、シンガーソングライター・さだまさし作詞作曲による新曲「茨の木」で再出発することを改めて発表し、「本当にやっとです。やっと、やっと、新曲を出すことができます」と、感慨深げに語った。

 小林は今年4月に所属事務所の女性社長らを解任し、これが“お家騒動”に発展。騒動発覚後の4月中旬には、6月6日に予定されていた新曲「絆坂」の発売が延期となり、さらに8月には17年間所属したレコード会社との契約が解除となったことで、契約上の問題で「絆坂」が発売できなくなった。

 こうした中、古い友人でもある、さだまさしの曲での再出発することに。

 「歌を、新曲を出すことが、これだけ大変なんだということも勉強になりました」と、苦しかった道のりを振り返った小林は「ステージで歌えることがうれしくてしかたありません」と満面の笑みをみせた。

 一方で会見では、さだからのメッセージが“サプライズ”で読み上げられ「のぼり続けてきた坂の向こうで彼女が出逢うものは幸福であってほしい」とのエールを、小林は涙を流しながら聞き入った。関係者から渡されたハンカチで涙をぬぐいながら「(メッセージがあることを)知りませんでした、知りませんでした」と繰り返した。

 また年末のNHK紅白歌合戦出場に関しても「今お話する時期ではないんですけど、(豪華衣装の構想も)頭の中に想定としてはあります」と話し、出場への意欲をみせた。

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