昨年10月に所属事務所から独立したシンガーソングライター・スガシカオが22日、自身のブログで、マネージャー業も兼任していることを明かした。

　スガは、フェスやライブの映像を、ＴＶで放送する際の映像チェックや写真チェック、音声チェックについて、「これは普通マネージャの仕事なんだけど、いまおれにはそうゆうことをやってくれる人がいません（契約・交渉や実務を整理するマネージャはいますが…）」と自身でやっていることを告白。映像を見直していると、歌詞の間違いや、音程がはずれてしまったこと、「変な顔で歌ってたり、不適切な発言があったり」など細かいことに気付かされ、「あぁ…あんなにうまくいったと思っていたのに…（中略）あまりの自分のステージのヘタレ加減に、落ち込む…」などとヘタレモードになってしまうことを明かしている。

　スガは昨年10月にデビュー時から長年在籍した所属事務所「オフィス　オーガスタ」から独立。独立については１年がかりで所属事務所と話し合いを続けており、事務所社長は「プロダクションやメーカーに依存するのではなく、アーティスト自らが発信して行くという、そんな新しいビジネス・モデルともいえる開拓への彼の固い意志です」などと説明。プロモーション活動などもスガ本人が個人で行っていくとしていた。