【舩越園子の目】悔しい敗北に松山は…

 「プレーヤーズ選手権・最終日」(15日、TPCソーグラス=パー72)

 最終日を首位と4打差の2位で迎えながら、6打差の7位に終わった松山英樹が「悔しいです」と声を詰まらせた。結果は残念だったが、悔しい敗北を喫したことを「良かった」と言えた松山を見て、私は少し安堵した。

 というのも、昨年大会で優勝したリッキー・ファウラーは開幕前に「最も過大評価されている選手」という屈辱的なナンバー1に選ばれ、その悔しさを糧に勝利を得た。

 そして今年。ジェーソン・デーは世界ナンバー1でありながら、今大会とは相性が悪いというレッテルを貼られ、優勝候補に挙げられなかった。「それが僕のモチベーションになった」。

 そう、悔しさや屈辱感は「使いよう」だ。最終組でともに回ったデーの堂々たる勝利を見せつけられ、噛み締めた悔しさを、どう「使うか」が松山の今後の課題。いや、課題というより、むしろチャンスだ。せっかく味わったその悔しい想いを、活かすも殺すも松山次第なのだから-。

 初優勝を挙げたザ・メモリアル・トーナメント、3つのメジャー大会、そしてリオ五輪。ビッグな試合が控えている今、悔しさと屈辱を味わったことはラッキーだと思えるかどうかがカギになる。だから彼の「良かった」を聞いたとき、私は少しほっとした。

(在米ゴルフジャーナリスト)

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