「青木功伝説」が明らかに

 日本男子プロ初の米ツアー優勝を果たすなど通算85勝、賞金王5回でゴルフ界をけん引してきた青木功(73)が、31日放送のテレビ朝日系「炎の体育会TV」に出演。数々の「青木功伝説」が明らかになった。

 番組は“お笑い界のレジェンド”ビートたけしが、ソチ五輪男子スキージャンプ、ラージヒル個人銀メダルの葛西紀明(43)=土屋ホーム、お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造(44)を従え、3対1で青木と対決するハンデマッチ。真剣勝負の合間に“世界のAOKI”の仰天エピソードが次々と明かされた。

 ▽米男子(PGA)ツアーで2年連続サンドセーブ率(バンカー内から2打以内でカップインする確率)1位

 この日、青木功サポーターとして出演した、16年リオ五輪のゴルフ日本代表ヘッドコーチ、丸山茂樹が「世界中のプレーヤーが青木さんのバンカーショットを見に来た」と解説した。

 ▽ゴルフ仲間との2メートルのパット対決で186回連続成功

 青木は100ヤード以内の技術が世界一との呼び声が高く、その技術は「オリエンタルマジック」と称されたが、丸山は「これこそオリエンタルマジックです!」。仲間たちは10回ほどで失敗したという。

 ▽驚異の記憶力

 丸山が「1回まわったコースは覚えてる。過去のショットもすべて記憶している。電話番号も1回聞いたり掛けたりしたら100件ぐらい頭に…」と、そのすさまじい記憶力を証言すると、青木は涼しい顔で「もっと入ってるよ」。

 ▽妻・チエさんとの運命的な出会い

 丸山が「たまたま投げたウイニングボールが、チエさんの足元に…」と紹介すると、青木は「横浜でウイニングボール投げて、それがきっかけでね」とニッコリ。

 対決は3番勝負で行われた。約90ヤードの打ち下ろしからの「ニアピン対決」は葛西が20センチで制したが、続く「バンカーショット対決」はバックスピンをかけた青木が1メートル70センチで制覇。最後第3ラウンドのピンまで20メートルの「ロングパター対決」は、2打目で青木がカップインに成功し、2勝1敗で青木が勝利した。

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