張本氏が喝、バレー男子の4年後に危惧

 野球解説者の張本勲氏(75)が5日、レギュラーコメンテーターを務めるTBSテレビ「サンデーモーニング」(日曜、前8時)の人気コーナー「御意見番スポーツ」で、リオデジャネイロ五輪出場を逃した、バレーボール男子日本代表について、「東京五輪で恥かきますよ」と4年後を危惧した。

 張本氏はバレー男子チームに対して、恒例の「喝だな!激励の喝だ」の声を発し、続けて「弱すぎるよ。アジアで一番弱いんじゃないかと思ったくらいですから」と苦言を呈した。そして、「全体的にだめだね。私らは同じスポーツマンだから分かるんですよ。もう少し強い選手をね、練習をたくさんして作ってくれないと、東京オリンピックで恥かきますよ」と進言した。

 4年後を危惧する理由については「東京五輪は弱かろうが負けてようが(予選なしで)出られるから」と、強化策を講じなくても出場できる開催国の有利さが、さらに弱体化を進める危険性を挙げた。

 また、ゲストコメンテーターの元プロ野球阪神・の亀山つとむ氏(46)は「ただ、われわれの時代のタイガースも6球団で飛び抜けて弱いと言われた。極端な話(当時高校ナンバー1の実力を誇った)PL学園とやっても負けるんじゃないかと言われましたけど、その悔しさを(バレー男子代表も)東京に向けて修正して頑張っていただきたいと、僕は応援したいです」と、自身が阪神在籍時の1992年には、前年まで2年連続最下位ながら、シーズン終盤までヤクルトと優勝争いを繰り広げたことを持ち出し、バレーボール男子代表の奮起を期待した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス