リオデジャネイロ五輪の陸上男子マラソン代表、北島寿典(安川電機)が15日、北九州市内で練習を公開し、31歳で迎える初の五輪に向け「日本代表の経験が一度もないので、正直すごく楽しみな気持ちが大きい。できる限りの準備をして、メダルを狙って走りたい」と笑顔で抱負を語った。
北島は30歳でマラソンデビューした遅咲きながら、初挑戦以来3戦2勝。代表入りを決めた3月のびわ湖毎日も日本人トップの2位となり「勝負強さが強み」と言う。2012年ロンドン五輪で所属先の先輩の中本健太郎が6位入賞しており「6位以下なら負けかなと思っている」と対抗心を燃やした。