韓国の仁川で開かれたアジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、日本選手団から追放された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)が6日、「盗み行為はやっていない」として、名古屋市内で弁明の記者会見を開いた。見知らぬ人物からカメラを「バッグに入れられた」と主張しており、冒頭で代理人の国田武二郎弁護士がそのときの状況を詳しく説明した。
冨田選手は日本水泳連盟から2016年3月末までの選手登録停止処分を受けた。契約社員として所属していたデサントからは解雇された。
起訴内容によると冨田選手は9月25日、競泳会場で韓国メディアのカメラを盗んだ。