パナソニック快勝で今シーズン初白星
「ラグビー・トップリーグ、パナソニック47‐22クボタ」(30日、秩父宮)
開幕戦で東芝に26‐39と思わぬ完敗を喫した昨季2冠のパナソニック。絶対に連敗はできないだけにクボタを相手に前半からエンジン全開で飛ばした。
前半11分、WTB山田からフッカー堀江、そいてプロップ河野とつないで鮮やかな先制トライを奪うと、20分には密集のサイドを突いたSH田中が飛び込み、26分にはバーンズの負傷でFBからSOにポジションを移した笹倉、さらに41分にもWTB北川からCTB霜村につないでトライを決めて、前半だけで35‐3と大きくリードを広げた。
後半に入るとトライの奪い合いとなり、後半5分にクボタのCTBトエアバ、パナソニックも9分に交代で入ったSH内田、13分にはクボタも交代出場のSO森脇、24分にはパナソニックが素早いラインアウトからプロップ川俣がトライを決めるややラフな展開。クボタは試合終了寸前にフランカーのフィリペサーリがトライを決めたが、反撃もここまでだった。
結局、パナソニックが47‐22で快勝して今シーズンの初白星を挙げた。パナソニックのロビー・ディーンズ監督は「後半はあまり良くなかったが、勝てたことがうれしい。長いシーズンで大きな意味を持つ勝利になるだろう」と語った。





