中京学院大・楠 忍者プレーに球場沸く

5回、楠が宙を舞いながらホームを狙うがタッチアウト=神宮球場(撮影・出月俊成)
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 「全日本大学野球選手権・決勝、中京学院大5-2中央学院大」(12日、神宮球場)

 中京学院大・楠拓也内野手(4年・塩山)が忍者プレーで球場を沸かせた。

 五回2死一、二塁、影山の左前打でホームへ突入。そのまま滑り込む予想に反してキャッチャーを飛び越えるように宙を舞うが、好返球に阻まれタッチアウトとなった。

 「キャッチャーをよけようとしたらそのままジャンプしてしまって」と苦笑い。だが、忍者さながらのプレーにスタンドからは拍手が送られた。

 二回には先制の適時二塁打でチームの勝利に大きく貢献。トリックプレーに「やっちまったと思いました」と恐縮したが、史上7校目となる初出場初優勝の快挙に笑みがこぼれた。

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