城島健司氏ファンキーぶりにファン仰天

 「釣り師・城島健司、また若返る!」「ジョージ・マッケンジー、髪がすごい…誰だかわからん」。ゴールデンウイーク中に、ネット上でプロ野球ファンを沸かせたのが、元ソフトバンクや米大リーグ・マリナーズ、阪神でもプレーした城島健司氏(39)の変貌ぶりだ。

 長崎県佐世保市の観光名誉大使に就任し、4月26日に同市役所で行われた就任式には、サムライヘアで登場。サイドを刈り上げ、明るくカラーリングした上部のロング部分を一つに結んだ、まるでオダギリジョーのようなファンキーさ。現役晩年によく見られた、沈鬱な表情とは打って変った晴れやかな笑顔に「阪神最終年はおじいちゃんみたいだったのにな」とファンを驚かせていた。

 観光名誉大使就任式では「野球や釣りやゴルフと出会えた佐世保は、自分にとって切っても切り離せない町。釣り番組の収録で訪れる全国各地で、佐世保のよさをアピールしたい」とあいさつ。同観光課には、就任式以降GW中にもかかわらず問い合わせが続々。「多くの方から、城島さんの出演されるイベントへの問い合わせがあります。今後はなるべく早く、観光課のHP内に、観光名誉大使のページも作たいと思っています」と反響の大きさに驚いている。

 城島氏は2012年の引退後は自らがプロデュースする「城島健司のJ的な釣りテレビ」、ゴルフのシングルを目指す「城島健司と金谷多一郎のモア・ゴル」といった地元のテレビ局の番組に出演するなど、第二の人生を謳歌している。

 かつて米大リーグ・マリナーズ時代の4年間、苦楽を共にしたイチローは「釣りが1番、野球が2番。それであそこまでの選手というのはやっぱ天才だろうね」と評したこともある。ファンにとっては、久々の公の場はうれしい反面「生涯年俸推定56億4916万円の球界の至宝、帰ってきてほしい」「完璧な引退生活…でもいつかは監督して欲しい」という球界復帰を願う声も多く並んでいた。

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