ＤｅＮＡの山口俊投手（２８）が９日、ブルペンで２１５球を投げ込んだ。打者を立たせる形で配球するなど、１球１球に意味を持たせながら、最後まで力のある球を披露した。

　「インコースに勝負球、見せ球と意図を持って投げました。奄美に来ているし、何かを少しでもつかんで帰りたい」と話した。

　今キャンプでは投手キャプテンに指名された。「キツいところでも元気にやるように心がけている。年下の選手が多い。そういうところを見せていきたい」と自覚も十分だ。

　ラミレス監督は「自信をもってピッチングしてくれたら１５勝してくれる。自信をもってリーダーシップを発揮してほしい」と目を細めた。