ロッテ涌井がハム大谷とともに最多勝

 15勝目を挙げ、ウイニングボールを手にするロッテ・涌井=コボスタ宮城
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 「楽天3-9ロッテ」(6日、コボスタ宮城)

 ロッテ先発の涌井秀章投手が延長十回まで投げて6安打3失点。延長十一回に打線が6点を奪い、ハーラートップの日本ハム・大谷と並ぶ15勝目。涌井自身、3度目となる最多勝のタイトルを確定させた。

 三回、1死一、三塁のピンチを招くと、岡島に左犠飛を浴びて先制を許した。1-1の六回にはウィーラーに勝ち越し打、フェルナンドに適時二塁打を許し、計2点を奪われた。

 それでも伊東監督は涌井を代えなかった。涌井もベンチの期待にこたえて力投。その後は追加点を許さず、打線が七回に2点を奪って同点。延長戦に持ち込んだ。

 延長十一回には1死満塁から清田の押し出し四球、鈴木の2点二塁打、高浜の2点二塁打などで一挙6点。その裏を内が3人で仕留め、涌井に白星が付いた。

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