「東京六大学野球 明大5-3立大」(21日・神宮球場)
明大が快勝し、勝ち点1とした。先発した柳裕也投手(3年・横浜)が八回途中3失点で今季初勝利。初回先頭からの7者連続を含む12三振を奪う力投をみせた。
直球はほとんどが130キロ台ながら、伸びが抜群。立大打線のバットは次々と空を切った。緩いカーブやスライダーとのコンビネーションもさえ「ストライク先行で投げることを意識した。変化球がよかったから直球が生きた」と納得の表情。立ち上がりで試合の流れを引き寄せた右腕に、善波達也監督も「素晴らしかった。いい仕事をしてくれた」と、賛辞を惜しまなかった。