最強のレジェンド校・鳥羽が甲子園へ
「高校野球・京都大会決勝、鳥羽6-4立命館宇治」(27日、わかさ)
鳥羽が立命館宇治を下し、15年ぶり6度目の甲子園出場を果たした。鳥羽は第1回全国中等学校優勝野球大会で優勝した京都二中の後継校とされており、高校野球100周年の節目に最強のレジェンド校が聖地に帰ってくる。
鳥羽は初回から猛攻を仕掛け、センバツに出場した立命館宇治の左腕・山下を攻略。今大会準決勝までの5試合で0本塁打ながら、64安打35得点を奪ったマシンガン打線が決勝でも威力を発揮した。
中盤以降も要所でタイムリーが飛び出すなど、12安打で6点を奪った鳥羽打線。終盤に追い上げられたが、エース松尾がリードを守りきった。
鳥羽の山田監督は「100年といいましても、私たちには数字の重みしかわからない。第1回で優勝して、この選手たちと戦えることがうれしい」と涙を流した。