専大・渡辺がMVP 東都大学野球終了

 「東都大学野球 駒大5-1国学院大」(28日・神宮)

 駒大が国学院大を下して勝ち点2とし、今季リーグ戦の全日程が終了した。

 表彰選手が発表され、26年ぶりの優勝を飾った専大から、最高殊勲選手を渡辺和哉内野手(4年・文星芸大付)が、最優秀投手を大野亨輔投手(4年・星稜)がそれぞれ初受賞。ベストナインにも最多の5人が選ばれた。専大は6月8日開幕の全日本大学選手権(神宮、東京ド)に出場する。

 駒大戦のサヨナラ打など、リーグ2位タイの11打点を挙げた勝負強さが光った渡辺は「うれしい。取れるという自信もなかった。MVPをいただいて、感謝してます」と笑顔。4勝を挙げた大野は「ベストナインと2つも取れて正直ビックリ。大学選手権では、出るからには日本一を目指したい」と、意気込みを新たにした。

 首位打者は、国学院大・山崎剛内野手(2年・日章学園)が打率・400で獲得。新人賞は、岡田耕太捕手(1年・敦賀気比)が受賞した。

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