大阪桐蔭、履正社に圧勝

 「高校野球春季大阪府大会、大阪桐蔭10-4履正社」(9日、舞洲)

 大阪桐蔭が好投手の溝田、永谷擁する履正社を17安打10得点で圧倒した。

 初回に5安打を集中させて4点を奪うと、2点差に迫られて迎えた七回には2死満塁からドラフト候補の藤井が走者一掃の中越え3点二塁打を放って突き放した。

 西谷監督は「1回にうまく点を取ることができた。藤井は力んでポップフライが上がるケースが多かったが、これまでの反省を生かしてくれた」と評価したが、チームの仕上がり具合については「まだまだ足りない部分が多い」と言う。

 「8月と3月に練習試合が少なかったので」と下級生に経験を積ませることができなかった。それでも今大会は2年生左腕の高山がしっかりとゲームを作り、野手陣では主将・福田を右手首の故障で欠く影響を感じさせない。

 これで激戦区・大阪では一昨年の秋に履正社にコールド負けして以降、負け無しの29連勝。センバツこそ4強で敗れたが、史上6校目の夏連覇へ。昨夏の王者は着実に、力を増している。

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