「オリックス１－３日本ハム」（３日、京セラド）

　日本ハムは０－１の七回にハーミッダの１号ソロで追い付くと、相手の失策と西川の左前適時打などで３点を奪って逆転に成功し、３連勝した。

　投げては、今季初登板の上沢直之投手（２１）が、２安打１失点の好投で完投勝利を挙げた。

　初回に先制されながらの逆転勝利に、上沢は「チームの状態もいいので、粘っていれば絶対に何かあると思って気持ちを切らさないで頑張って投げていた。粘って良かったなと思いました」と笑顔。キャンプ、オープン戦で不調が続いただけに「キャンプからうまくいかなくて監督やコーチに迷惑をかけたが、この１軍の舞台で起用して下さったことに感謝しています。これからどんどん勝っていきたい」と、吹っ切れたように話した。

　ホーム開幕戦のオリックスは初回、１死三塁から糸井の中犠飛で先制したが、先発・ディクソンが七回に突如乱れた。