昨秋王者・仙台育英が大勝発進

力投する仙台育英・佐藤世
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 「選抜高校野球・1回戦、仙台育英12-0神村学園」(23日・甲子園)

 昨秋の明治神宮大会を制した仙台育英が18安打12得点の猛攻を見せ、大勝発進した。

 プロ注目右腕・佐藤世那投手(3年)は、試合前に「プレッシャーを楽しみ、ゼロに抑えたい」と話した通りの力強い投球を見せ、二回に自己最速タイの144キロをマーク。得意のフォークボールもさえ、神村学園の打線を6安打に抑えて完封した。

 仙台育英は初回、2番・青木玲磨外野手(3年)が右中間を破る三塁打を放つと、続く3番・平沢大河内野手(3年)の右前適時打で先制点を奪った。

 二回には5番・佐々木良介内野手(3年)、6番・紀伊海秀外野手(3年)が連続二塁打。さらに8番・谷津航大内野手(3年)が左翼線へ適時二塁打を放ち、2点を追加した。

 六回に3安打と敵失などで2点を追加。七回にも佐々木良のタイムリーで1点、八回には相手守備の乱れにも乗じて一気に6点を加え、エースの佐藤世を援護した。

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