「乱暴な接触」で大阪桐蔭監督を厳重注意

 「センバツ・3回戦、県岐阜商5‐4大阪桐蔭」(30日、甲子園)

 大会本部は、大阪桐蔭の走者・峯本が、県岐阜商の捕手・神山に激しくぶつかったプレーを受け、大阪桐蔭の西谷浩一監督を厳重注意とした。

 2月からアマチュア内規に「危険防止(ラフプレー禁止)ルール」が新設され、「走者が故意または意図的に乱暴に捕手または野手に接触」した場合は、落球しても走者はアウトとなる。

 赤井淳二審判副委員長は「明らかに捕手は待ち構えており、乱暴な接触にあたる」と説明。内規新設前に同様のプレーがあったとしても、守備妨害だったとした。

 ルールの明文化は、昨年の18歳以下世界選手権に日本代表として参加した大阪桐蔭・森友捕手が米国選手から2度体当たりされ、負傷したことがきっかけだった。

 グラウンドにしばらく倒れ込んだ神山は「くらくらしたけど大丈夫」と話し、峯本は「同点に追いつきたくて自然とやってしまった。捕手には本当に申し訳ない」と神妙な面持ちだった。

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