江本孟紀氏 目の難病と闘い眼球注射も

 野球評論家の江本孟紀氏(67)が30日、フジテレビ系「ノンストップ!」の取材に答え、4年前から左目の加齢黄斑変性という難病と闘い、眼球に直接注射を打つ治療を受けていることを明かした。

 江本氏は4年前、左目だけで見ると壁の真っすぐなラインが歪んで見えるなどの異常を感じた。

 病院で診察を受けたところ加齢黄斑変性であることが判明。「最初に診察を受けたときには治る病気ではないと言われました」。そして治療というより、悪化させないため注射を打って症状の進行を止めていくやり方しかないと告げられた。また紫外線を避けるため、外出時は常にサングラスの使用を勧められた。

 以来月に一度、大学病院に通っては眼球注射を施されている。

 江本氏は「最初のうちは恐怖でしたね。2、3日前から緊張していたね。針が入った時はズンときます。もちろん麻酔してるから痛くはないんですよ。その瞬間、薬が入ってくるのが分かる」と詳しく説明した。

 現状、「真っすぐな線が少し歪んで見える」くらいの症状に抑えてはいるが、「全く先は分からない。それがつらい。こうして治療を受け続けるしかない」と、眼球注射を止められる見込みは立っていない。

 加齢黄斑変性とは加齢によって網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところがみえにくくなる病気。放置すれば失明の可能性もあり、欧米では失明原因の1位、日本では4位となっている。(日本眼科学会公式サイトから)

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