「オリックス春季キャンプ」（２５日、宮崎）

　オリックスのドラフト１位左腕・山崎福也投手（２２）＝明大＝が、練習試合登板翌日の２５日、“秘密のメス”で課題を修正した。

　前日の斗山戦では、３回５失点と打ち込まれ「甘くないと思った」とプロの壁を痛感していた。一晩明けたこの日は、ブルペンで約８０球の投球を行った。セットポジションで、走者を背負った場面での修正ポイントなどを確認した。

　さらには外部から遮断された扉付きのブルペンへ移動。高山、星野両投手コーチと平井２軍投手コーチとともにこもり、３０球程度を投げ込んだ。

　投げ込み後は「今は、とてもいい感じがつかめた。昨日の課題を修正して、リセットできた」とすっきりした表情。細かい内容は明らかにしなかったが、開幕ローテ生き残りへの何かをつかんだ様子だった。