中日の小田、控えの17年に誇り 笑顔で引退会見

 昨年10月に中日から戦力外通告を受けた小田幸平捕手(37)が26日、名古屋市内で引退記者会見し「レギュラーを取らずに17年間できた。その17年に誇りを持ちたい」と晴れやかに話した。

 1998年に巨人に入団。06年からプレーした中日では山本昌とバッテリーを組むことが多く、昨年9月には最年長勝利の新記録をアシスト。「僕の方が100倍緊張していた」と思い出を語った。

 ユーモアあふれる人柄で「中日を明るくするのが役目と思ってやってきた。それは全うできた」と誇らしげ。最後は、お立ち台での決めぜりふ「17年間、やりましたーっ」と叫び、小田らしく締めくくった。

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