元ロッテ清水氏が引退セレモニー

引退セレモニーで始球式を行った元ロッテの清水直行氏=QVCマリン(撮影・村中拓久)
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 今年3月に現役引退を表明した元ロッテ投手・清水直行氏(38)の引退セレモニーが28日、ロッテ‐オリックス戦(QVCマリン)の試合前に行われた。

 白のワイシャツに、99年秋の入団会見で着けたものと同じというグレーのネクタイを締め、その上からロッテ時代の背番号18のユニホームを着て登場。プロ初勝利を挙げた思い出だらけのQVCマリンのマウンドで、打者役に同い年の福浦を迎え、ラストボールを投じた。

 右翼席からの大声援に、「皆さんの『ナオユキ・コール』をずっと忘れず、これからも野球人として精進していきたい」とスピーチ。セレモニー後に行われた会見では、「チームを離れて時間が経つんですが、こういう機会を頂けて、マリーンズには本当に感謝しています」と、涙で声を詰まらせた。

 清水氏は、2000年にドラフト2位でロッテに入団。開幕投手を4度務めるなどエースとして活躍し、09年まで在籍した。同年オフに横浜(現DeNA)に移籍。プロ通算13年で294試合に登板、105勝100敗。今後は、ニュージーランド野球連盟GM補佐兼ナショナルチーム統括コーチを務める。

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