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張本氏の「大あっぱれ」に「ごちそうさまです」

【イチローと一問一答】

 ‐滞空時間の長いホームラン。何を考えたか?

 「(グリフィー・)ジュニアの(マリナーズの一員での)400本と、張本さんの数字と同じで、(今季1号を放った)アンディ・チャベスとの最もメジャーで軽い2人のアベックホームラン。いろんな思いがあった」

 ‐張本氏は「大あっぱれ」と言っていた。

 「へーっ、いただきましたね、それは。ごちそうさまです」

 ‐通算安打で日本記録に並んだことは?

 「(日本とメジャー)場所が違うから、って言っといた方がいい」

 ‐後輩たちにこの記録を抜いてみろ、というような気持ちはあるか?

 「今の僕にぶつける質問じゃないなぁ、それは。もうちょっとおっさんぽくなったら聞いてください」

 ‐自分の開幕戦、日本記録の更新がかかった試合。試合の入り方はこれまでと違っていたか。

 「チームと一緒に開幕してたら、もっと重い感じになったと思います。シーズン始めの試合という独特の空気があるので、さらにそれが加わってくることになる。その状況と比較すればもっと軽い感じがしますね。これで悪い感じだと言ったら、張本さんに怒られる。『喝だ!』って言われちゃいます」

 ‐三回の打席で今季初安打を放った。

 「気持ちよかったですよ」

 ‐日米通算1000打点にも到達した。

 「全く知らない。打点のことは全く頭にない」

(2009年4月17日)

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