昨季MVPハーパー、巨人入り希望 労使交渉難航 SNSで「話し合おう」

 米大リーグの労使交渉が難航し、オープン戦が延期されただけでなく、開幕も危ぶまれるなか、フィリーズの主砲ブライス・ハーパー外野手(29)が2月28日(日本時間3月1日)、SNS上で巨人入りをアピールした。

 昨季、メジャー最高のOPS1・044をマークするなどして自身2度目のMVPを獲得したスラッガーはこの日、インスタグラムのストーリーズを更新。自身の顔と巨人のユニホームを合成した写真とともに「さあ、読売ジャイアンツの皆さん、準備できてますか?時間ありますよ」、「(自身の代理人の)ボラス・コーポレーションの連絡先を持っているのを知ってます。話し合いましょう」とのメッセージを添えた。

 ハーパーは10年ドラフト全体1位でナショナルズに入団。12年4月に19歳の若さでメジャーデビューを果たし、新人王を受賞。強打の外野手として15年にはリーグ最多42本塁打を記録するなどしてMVPに輝いた。昨季は打率・309,35本塁打、84打点でア・リーグの大谷と並んでナ・リーグのMVPに選出された。メジャー10年の通算成績は1283試合、打率・279、267本塁打、752打点。

 米大リーグは昨年12月に旧労使協定が失効された後、新しい協定の交渉が難航し、ロックアウト(オーナー側による球団施設封鎖など)に突入。キャンプの延期が決まっており、開幕延期の危機に直面している。

 ハーパーは18年オフにフィリーズと13年3億3000万ドル(約379億5000万円)の超大型契約で合意。今季の年俸は約2750万ドル(約31億6000万円)だが、米大リーグ機構は選手会に対し、短縮シーズンになった場合、選手への支払いは短縮日数に応じて削減すると通達している。

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