カブス、71年ぶりワールドシリーズ進出 歴史的勝利に本拠地揺れる

 ドジャース戦に先発したカブスのヘンドリックス=シカゴ(共同)
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 「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第6戦 カブス5-0ドジャース」(22日、シカゴ)

 カブス(中地区1位)がドジャース(西地区1位)に勝って対戦成績を4勝2敗とし、1945年以来、71年ぶりのリーグ優勝とワールドシリーズ進出を決めた。

 打線はドジャースのエース、カーショーから5点を奪うと、投げては先発のヘンドリクスが八回途中2安打無失点の快投。投打の歯車ががっちりかみ合い、歴史的勝利を手にした。

 敵軍エースを攻略した。16日の第2戦で7回2安打で0点に封じられているカーショーに対し初回、先頭のファウラーが右翼線二塁打を放つと、ブライアントの適時右前打で1点目。わずか7球で先制すると、敵失と犠飛で追加点を挙げた。

 二回は先頭ラッセルが左越え二塁打。2死からファウラーの左前適時打で加点。四回は6番コントレラスが左越えソロを、五回には主砲リゾーが右越えソロを放ち、一方的な展開となった。

 先発のヘンドリクスは初回、先頭打者に右前打を許した後は八回1死まで21打者連続無安打の快投を披露した。八回1死一塁となったところでマウンドを降りると、超満員4万2386人はスタンディングオベーションでたたえた。守護神が九回を締めると、本拠地は大きく揺れた。

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